大人になって、
習い事を始める人が年々増加傾向にあります。
大人の「習い事」といっても、体によいとされるスポーツやヨガなどの他、陶芸、ダンス、英会話、などさまざまです。中でも
音楽教室は人気が高く、生徒の年齢や職業も幅広く、OLやサラリーマン、主婦や定年退職した方など多くの人が習っています。楽器や歌を以前から習っていた経験のある方ばかりではなく、
初心者もたくさんいるそうです。きっかけは「昔からやってみたかった」「あこがれ、夢だった」「ストレス解消やリフレッシュに」さらには「自分探し、自己実現に音楽を」という人も多いようです。また、
「コブクロ」や「ゆず」などの人気もあげられます。
最近では聴く音楽も多様化していて、特殊な楽器を使う
「民俗音楽」などを習いたいという、ニーズも高くなってきているようです。古来の楽器による新しい音楽のヒットや、ビジュアル系奏者によるクラシックのヒットなどが、音楽のすそ野を広げ、「自分もやってみたい」という人が増えてきたようです。
音楽教室に通うとなると、まず「楽器を用意しなくては」と、気になるかもしれませんね。今は、ほとんどの教室で、
生徒さんのレッスン用楽器が用意されているそうです。
大人の習い事では、フォークギターに人気があります。主流は40代から50代の方、
ニューミュージック世代といわれる方々です。吉田拓郎、かぐや姫、さだまさし、長渕剛、浜田省吾など、70〜80年代に中学から大学生だった青春時代を思い出し、流行った曲を自分で弾き語りをしたい、というものです。しかし、フォークギターを始めてみようと思うほとんどの方が、最初の1ヶ月であきらめてしまうことが多いようです。いきなり曲を弾こうとしたり、コード練習が中途半端だったり、理想を求めて難しい曲で練習することなどが原因のようです。
フォークギターを習うのに
通信教育を利用する人もいます。初心者の方が一番早く
フォークギターをマスターできる方法は、ギター経験者にマンツーマンで直接教えてもらうことで、目と耳と体で習得できるため非常に効率的です。
フォークギター教室では生徒さんの要望に沿い、好きな曲のコードを覚えるレッスン内容となっているようです。ニューミュージック世代の曲は、
初心者向きの曲も多いので、好きな曲を弾くために楽しみながら練習できますね。